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校長室通信

【校長室通信⑳】蔦沢小学校2年目へ

 蔦沢小学校が令和4年4月に開校して1年が過ぎました。

 子どもたちも1年目を意識して、しかし、1年目とは思えないほど『蔦沢っ子』としてまとまりがんばってくれた1年間でした。教職員も、蔦沢小学校1年目に関わったことを誇りに思い、がんばってくれました。保護者・校区の皆さんにもご理解、ご協力をいただいたこと大きな力となりました。校長として素晴らしいスタートが切れたと感謝の気持ちでいっぱいです。

 いよいよ、明日4月1日より2年目が始まります。

 私は、1年目より2年目が大事だと感じております。2年目だからこそ、1年目に十分でなかった取組も見えてくることと思います。でも、私は心配していません。きっと、子どもたち、教職員、保護者・校区の皆さんが「おらが学校、蔦沢小学校」と思ってもらえる学校になりつつあると信じているからです。そして、2年目、3年目・・・とますます蔦沢小学校の教育がさらに輝くものと思っています。

 この1年間の学校に関わってくださった全ての方々に心より感謝するととともに、2年目の蔦沢小学校へこれまでと変わらぬご協力をお願いします。

 本当にありがとうございました。

 蔦沢小 和田

【校長室通信⑲】春の訪れ、喜びと寂しさ・・・

春雨や蓬をのばす艸の道
(はるさめや よもぎをのばす くさのみち)   松尾芭蕉

 
    春雨は春に煙るようにやわらかく降る雨のことです。
 3月に入りました。この句は、道の蓬(よもぎ)がやわらかい雨(春雨)によって芽吹きを促されている様子を詠み、春の訪れを喜んでいる句だと思います。
 3月の雨と言えば、「春雨」がやさしく降り、草の芽吹きとともに春の訪れを感じる喜びの季節です。

 学校では、「子どもたちが1年間、成長してくれたな」という喜びと「もうすぐ6年生が卒業するな」という寂しさが訪れるのが3月です。

 4月に入学・進級した時のクラス写真が校長室に掲示してあります。写真の中に写る子どもたちもこの一年でそれぞれに成長してくれました。そう思うと本当にうれしい気持ちになる3月です。

 先日、校長室からもうすぐ卒業する6年生がクラスでバレーボールで遊んでいる様子が見えました。「あと3週間すれば、あの子たちも卒業していくんだな」と思い逆に寂しさを感じる瞬間が訪れます。これも学校の3月です。 

 春には、時には「春時雨」のように冷え冷え降る雨や「春雷」を響かせ嵐を思わせる激しい雨も降ります。まだまだ子どもたちにも「春時雨」「春雷」の日もあるかもしれませんが、「春雨」を愉しむ穏やかな春の日に、子どもたちのこの一年の成長を喜びたいと思っています。 

 蔦沢小 和田

【校長室通信⑱】老白梅 ひらく日 密か待ちわびて 

 老白梅 ひらく日密か 待ちわびて 

 校庭に梅の木が二本あります。

 そのうちの一本が幹の根元は穴が開いているように傷み立っています。もう一本の梅に比べてもかなり弱々しく、私が旧伊水小学校に赴任した時、葉は少し残っていましたが「この梅咲くのかな。」と思ったほどでした。夏にはプール工事のあおりを受けて幹が少し傾きました。力を加えて傾きを直そうとすると今にも根元から折れてしまいそうでした。この木が、昨年の春は、白い花を咲かせたのです。それを見つけたときは何だかうれしかったのを覚えています。

 万葉の時代、『花といえば 梅』だったようです。今では完全に桜にその地位を奪われていますが、梅や萩が花のトップだったのです。(中国から入ってきた梅は、日本に自生していた桜より重宝がられたからという説などもありますが)私は、もちろん桜も好きですが、梅の花に目が行くタイプで、特にこの梅が気になるのです。(「老梅」と詠みましたが、傷みはあるものの本当はそれほど老いていないのかもしれません。「そんなに年じゃないよ。」と梅が心外に思っているかもしれませんが)この春も咲いてくれるのが私の密かな楽しみになっています。

 そして、子どもたちがこの梅に目をやってくれて、「校長先生、梅が咲いたね。」と言ってくれることも私の密かな楽しみなのです。

 (この前見ると小さな芽のようなものが膨らみかけています。葉なのか花なのか私には分かりませんが。もう一本の梅ははっきと芽が膨らんでいました。

 (さらに横には,もっと傾いた桜もありますが、こちらもつぼみが膨らんでいました。)

蔦沢小 和田

 追記:2月24日現在、元気な方の梅が咲き始めました。

      3月  1日  子どもが元気な方の梅を見て花が咲いていることに気付いてくれました。

    3月13日 ついに花が開きました。週末の温かさで咲いたのだと思います。

【校長室通信⑰】「朝がくると」(まど・みちお)

 校舎に二カ所、まど・みちおさんの「朝がくると」という詩を掲示しています。
 本校の教育目標「わくわく学び いきいき挑戦する児童育成~自他を大切にし身近らの可能性を伸ばす教育~」に通ずる内容であると考えています。

「朝がくると」       
            まど・みちお
朝がくると とび起きて
ぼくが作ったものでもない 水道で 顔をあらうと
ぼくが作ったものでもない
洋服を きて
ぼくが作ったものでもない
ごはんを むしゃむしゃたべる
それから ぼくが作ったものでもない
本やノートを
ぼくが作ったものでもない
ランドセルに つめて
せなかに しょって

さて ぼくが作ったものでもない
靴を はくと
たったか たったか でかけていく
ぼくが作ったものでもない
道路を

ぼくが作ったものでもない
学校へと
ああ なんのために

いまに おとなになったら
ぼくだって ぼくたって
なにかを 作ることが
できるように なるために

 将来、子どもたちが、伸ばした力・付けた力を自分のため みんなのために発揮してくれることは私たち教職員の夢であります。
 また、この詩の最後の部分は、「何のために勉強するのか」という問いに私たち教師・親・大人が持つべき答えの一つであると考えます。
 本校の子どもたちが「いまに おとなになったら ぼくだって ぼくたって なにかを 作ることが できるように なるために」
 友だちと学び合い、可能性を伸ばす教育活動を推進していきたいと思います。

蔦沢小 和田

【校長室通信⑯】第三学期始業式から

第3学期が始まりました。始業式で私から次のような話をしました。

 みなさん、あけましておめでとうございます。
 令和5年、2023年が始まりました。 
  みんな元気いっぱいで新しい年を迎えましたか。冬休みには新しい年を迎え、それぞれ目標を立てたかなと思います。目標は立てただけでは実現しません。そのための努力をして、実行に移してこそ実現に近づきます。少しずつでいいから実行していきましょう。
 2学期の終業式に「けじめを付けた冬休みにしてください。」ということを話しました。クリスマスやお正月と言った楽しい行事は思い切り楽しんだらいいけど、それが終わったら気持ちを切り替えて「今 何に 全力」かを考えけじめを付けた冬休みにしてください、という話をしました。どうですか。けじめを付けた冬休みにしましたか。
 もう一つ、安全に気をつけ「命を守って」元気に3学期に登校してください、という話をしました。
 (略)
 さて、2つのことを守った「いい冬休み」が過ごせたかな。
 いい冬休みが過ごせた人は、それを3学期につなげてください。うまく冬休みが過ごせなかったなという人やまだ、冬休み気分の人は、この瞬間、「3学期だ!」という気持ちに切り替えてくださいね。新しい年、3学期はもう始まっていますよ。

 さて、今日から3学期が始まります。
 3学期はまとめの学期です。
 「有終の美を飾る」という言葉があります。(略)みんなは、1学期、2学期をがんばってきました。そのがんばってきた1学期、2学期だったのにまとめの大切な学期である3学期をダラダラ過ごしてしまうと、1学期、2学期のがんばりも台無しになってしまいます。学年のまとめ、最後の学期である3学期をしっかりがんばって有終の美を飾り、いい学期にしたいですね。
 3学期の始業式を迎えると校長先生はいつも思うことがあります。
 それは、3学期を何となく過ごしても4月になったら、自動的に1年生は2年生に、2年生は3年生に、3年生は4年生に、4年生は5年生に、5年生は6年生に、6年生は中学1年生に進級・進学します。でも、校長先生は思います。ただ、自動的に進級・進学するのではなく、心と体と頭を鍛えて中身が立派に成長したから進級・進学したと言えるようにして欲しいのです。そのためにこのまとめの学期である3学期を大切に生活していきましょう。特に5年生と6年生は自覚をもって過ごす学期となります。5年生は4月から「蔦沢小学校の最高学年」になることを自覚して過ごしてください。4月になったら「最高学年の見本」である今の6年生は卒業していないのですから、6年生を見本にするのはこの3学期がラストチャンスになります。5年生には、気持ちは「6年生」と思って過ごして欲しいと思います。そして、6年生。6年生は「6年生のまとめの学期」というより「中学校への準備の学期」と捉えて過ごしてください。加えて、6年生は小学校生活のまとめの学期でもあります。6年間を1000メートル走に例えると今、6年生は1000メートルの950メートルを過ぎたところまで走ってきています。1000メートル走で、あと50メートル切っているのに力を抜いて走る人はいませんね。全力を出してゴールをめざすと思います。小学校のゴールはすぐそこです。ラストも全力でしっかりがんばってくださいね。

 いい3学期にするためにも、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザに負けないようにしっかり予防して健康で過ごせるようにしてください。
 まだ、お正月気分が抜けていない人、しっかり気を引き締めて!
 さあ、3学期が始まります。
 一人一人にとっても、蔦沢小学校全体にとっても、しっかりがんばり最高の3学期をつくっていきましょう。
 これで校長先生の話を終わります。

 子どもたちにとって1年間最後の学期です。また、6年生にとっては小学校最後の学期となります。

 学校では3学期を子どもたちに「まとめの学期である」という意識をもたせ、教育活動に取り組んでいくつもりです。

 新型コロナウイルス感染症・インフルエンザの拡大が心配される中ですが、子どもたちが健康で学校生活を送り成長してくれることを職員一同、心から願っています。
 本年も蔦沢小学校の教育活動にご理解・ご協力をいただきますようお願いします。
                                 蔦沢小 和田

【校長室通信⑮】「のじぎく文芸賞」(令和3年度:兵庫県人権啓発協会)から


 昨年度の『のじぎぐ文芸賞』を、最近やっと読むことができました。どの作品も、何かに気付かせてくれる作品ばかりです。ここでは、字数の問題があるので比較的短い「詩 部門」の作品を紹介します。

  雨の交差点

    後藤 益男

 スーパー前で信号待ちをしていた
 右手に傘、左手に買い物袋、背中に荷物
 早く変われと思っていると
 斜めの青信号が点滅し始めた

 横断歩道の真ん中あたりで
 背中を丸め手押し車を押している 
 おばあさんが眼に入った
 傘を差しているけど半分濡れている
 間に合わないぞと思いながら見ていると
  女子高生が向き直し
 おばあさんに寄り添って歩き出した
 バスの運転手に頭を下げながら
 バイクを手で制しながら

 青信号が終わる
 もう少しで渡りきろうとしていた時
 何台か後ろの車がクラクションを鳴らす
 女子高生はまたバスの運転手に頭を下げた

 無事渡りきったあとおばあさんに
 何か言って歩道を歩いて行った
 もう何事もなかったように

 もちろん他人だろう
 30秒に満たない行為を何人が見ただろう
 僕の傘にも おばあさんの傘にも
 女子高生の傘にも雨は降り続く
 バスは停留所で乗客を降ろす
 僕は家路につく

 それぞれ 人の時間の流れは違うけれど
 流れの違う人達が交差し合えれば
 何か温かいものが 発生するのだろうか
 女子高生の自然のおこない
 傘を握る手と背中が熱くなる
 (兵庫県人権啓発協会 令和3年度「のじぎく文芸賞 詩 部門 最優秀賞」より)

 

 おばあさんと高校生はおそらく他人という関係ですが、雨の交差点で二人の人生が一瞬「交差」します。
 二人がこの青信号を渡っていなければ、雨が降っていなければ、おばあさんが交差点を渡りきっていれば、高校生が向き直らなければ・・・二人の人生の「一瞬の交差」は起こらなかったのかもしれません。
 しかし、こうした人生の温かい「一瞬の交差」はそれぞれの人生において無数起こり得るのだと思います。ただ、その交差に気付くか気付かないかは別にして。
 そんな温かい人生の「一瞬の交差」に気付ければ、みんなの心も温かいものになるのだと思います。
 子どもたちがそんな温かい人生の「一瞬の交差」に気付いてくれたらと思い、この話、プリントアウトして校長室の前にしばらく掲示しています。

 蔦沢小 和田

【校長室通信⑭】休み時間に創られる本校の伝統

 

 休み時間になると、運動場に子どもの元気な声が響いてきます。
 蔦沢小っ子は、休み時間に外で過ごす子どもが多いです。ほとんどの児童が外で過ごしている日が多くあります。

 高学年が低学年の世話をしながら鬼ごっこをしたり、ボール遊びをしたりしています。優しいお兄さん・お姉さんと一緒に遊ぶ低学年は笑顔いっぱいです。

 本年度4月に「蔦沢小学校」としてスタートした本校ですが、その様子は、まるで何年も前から一緒に過ごしてきたようです。

 「遊んでもらった。楽しかった。」ことが心に残っている低学年は、自分が高学年になった時、同じように低学年の子どもたちに優しく接してくれることと思います。こうしたことが本校の伝統となっていくと思います。毎日、休み時間に子ども自身が蔦沢小学校の伝統を創ってくれています。 

 今日も、運動場に元気いっぱいの子どもたちの声が響いています。(加えて、休み時間に子どもと運動場で一緒に遊ぶ先生の姿がよくあるのも本校の素敵なところだと思います。)
    蔦沢小 和田

【校長室通信⑬】水剣山

 コロナ禍できることはないかと令和2年の5月ごろから初心者でしたが、低山登山を始めました。これまで、50回ほどの登山で70座あまりを登りました。
 

 11月5日(土)に校区の「水剣山」(標高870メートル)にソロ登山。

 前から気になっていた『水剣山』ですが、「ヤマビルが多い」「急で登るのが大変」などと聞いていたので、「この時期ならヤマビルはいないし、急な山を嫌がる連れ合いも仕事でいないので登るなら今日だ」と思い、登山を決行。大谷の集落からさらに300メートルほど山に入った駐車スペースへ。駐車されている車はなく、貸し切り登山になりそうです。10時10分、東尾根コースから周回コース(反時計回り)で登山開始。いきなり急登。登山道も落ち葉ではっきりしていないところがあり、所々設置してある階段と久しぶりにピンクテープ(登山道沿いに木などに巻いてあるテープの印)を頼りに登りました。時々、フラットな道もありますが、急坂、アップダウンの連続で、一歩の歩幅をいつもより小さくして山頂をめざします。途中視界が開けたところからは河東小学校あたりがよく見えます。そして、南に目をやると播磨灘に浮かぶ家島も見えます。。808メートルの『水剣槍』で一休み。ここから水剣山山頂が見えます。尖った三つのピークが見えます。「ここまできたら後は標高差70メートル、さすがにしんどかったけどあと少し」と思ったら、そこから急な下りで一気に標高100メートルくらい下りました。つまり鞍部から山頂までまた標高差150メートルほどの急登です。所々、登山道も不明瞭になりますが、ピンクテープは30メートル間隔で途切れずあり、迷うことなく登っていけます。雨が少し降り出しましたが、木々の下だったので濡れることはなかったです。とにかく、急な道で、汗は噴き出すは、足は上がらなくなってくるは・・・ところが、まだまだだろうと思っていたら突然、フラットな場所に出ました。ちょっと拍子抜け。北東ピーク(標高877メートル)にも寄りましたが、周りの木々で眺望はありませんでした。引き返し、5分ほどで水剣山山頂到着(12時5分着)。網干や海沿いの工場、その向こうの播磨灘、家島がよく見えます。やや東には淡路島も薄ら見えます。晴れていたら四国の山々も見えることがあるそうですが、さすがに今日は曇りでそこまでは見えませんでした。近くには長水山が眼下に見えます。ここで昼食、と思い準備をしていると箸を忘れていることに気付きました。せっかく持ってきたインスタント飯は諦めました。サンドイッチを一切れ別に持ってきていてよかったです。また、せっかく沸かしたお湯がバナーごと突風でひっくり返り、もう一度沸かし直しもしました。でも、山頂コーヒーは最高でした。下山は西尾根コースから下山(12時22分山頂発)します。いきなり急な下り。木を掴みながらでないと下りられないほど急でした。また道が細く、道幅が靴幅程しかないところもありました。コースタイム1時間40分を1時間あまりで下山。最後は沢を渡り、東尾根コースと合流。下山すると、駐車スペースに大阪ナンバーの車が一台停まっていました。その方は、東尾根コースから登られたのか出会うことはなかったです。(駐車場13時30分着)
 全行程5.2㎞ 所要時間3時間14分(休憩25分)の登山でしたが、急登の連続だったので、脚は少し筋肉痛になりました。これで蔦沢小校区の宍粟50名山『篠の丸(戸倉山)』に2回、『長水山』に3回、『水剣山』1回と、全て登頂しました。登っている時はきつくてしんどいのですが、山頂に着いた時の達成感は格別です。
 秋の一日、皆さんも親子登山をお薦めします。宍粟やその周辺にはいい山がたくさんあります。ただし、『水剣山』は急な山ですので、ちょっと覚悟して登ってください。

蔦沢小 和田

左:水剣槍からの水剣山  右:山頂からの眺望

 

【校長室通信⑫】子どもたちの笑顔

 (3週間前、突然左耳の調子が悪くなりました。エコーがかかったような聞こえ方でいわゆる「突発性難聴」。病院で治療中です。音はかなり戻り聞こえるようになりましたが、元通りというわけには・・・お医者さんからは「ストレス、疲れがよくありません」と助言をいただきましたが。)

 今日、1年生が校区探索に出かけました。お昼頃探索を終え、帰校しました。「おかえり」と帰ってきた一年生に声をかけました。そのまま私はトイレに・・・トイレから出ると5,6人の1年生が私を待っていて「校長先生、コスモス!」と笑顔いっぱいで今日の校区探索の成果を見せてくれました。その笑顔が素敵で、かわいくて、愛おしくて・・・

 1年生に元気をもらった瞬間でした。

 あんな子どもたちの素敵な声は、不調の左耳でもよく聞こえるのにな。

コスモスの よく動きゐる 花の数  高浜虚子

 登校指導で歩く道すがらに咲いていたコスモスが、明日見ると今日の子どもの笑顔に見えるだろうな。

                        蔦沢小 和田 

 

 

【校長室通信⑪】運動会練習仕上げの一日

 

 明日の蔦沢小学校初の大運動会を前に、児童たちは今日「最後の運動会練習」をしました。みんな目をキラキラさせ、「明日の運動会を頑張るぞ!」という気持ちが溢れていました。私が一年生のある児童に「明日どの演技が楽しみですか?」と尋ねると「全部!」と大きな返事が返ってきました。

 週間予報で『傘マーク』が出ていたのとは正反対で明日の天気予報は『晴れ』。少し気温が高くなるかもしれません。人間って勝手なもので『傘マーク』が出ていた時は、「少しくらい雨が降ってもできますように」と思っていたのが、「暑くなる」と予報が出れば「曇りくらいがいいのにな」と思ってしまいます。(自治会ごとのテント設営は予定していませんので、日傘、帽子などで各自で暑さ・日焼け対策はお願いします。)

 皆様のご来場を心よりお待ちしております。(コロナ禍の開催ですので、感染対策をお願いします。)

 明日、児童が全力演技・最高演技ができるようご家庭でも体調管理をお願いします。

*今日の全校練習の時、朝礼台上のマイクに赤トンボが・・・頑張る蔦沢っ子の運動会練習を見に来てくれたのでしょう。